こんにちは!バイリンガル育児中、3児ママのルイッピーMomです。
おうち英語が進んでいくと、「英語の本をいつ自力で読めるのか?」という課題が出てきますよね。
我が家では息子たちが3歳、4歳になり急に英語絵本の自力読みが加速しました!ORTはその手助けをしてくれた!と実感しています。
ORTって何か私も気になってた!
今回は、その絵本の読み聞かせから自力読みに移行するとき、そして現在の自力読みのレベル向上に役立っているORTの(オックスフォードリーディングツリー)について詳しく解説していきたいと思います。
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オックスフォードリーディングツリー(Oxford Reading Tree/ORT)ってなに?
引用元: Oxford Reading Tree:公式サイト Floppy’s Phonics Decoding Practice: Oxford Level 1+
ORT(オックスフォードリーディングツリー/Oxford Reading Tree)とは、世界トップレベルであるイギリスの名門オックスフォード大学の一部、「オックスフォード大学出版」が開発した英語学習プログラムの絵本教材シリーズ。
イギリスの小学校のおよそ80%以上が採用している「国語の教科書」です。
わんぱく三兄弟が登場する『Biff, Chip and Kipperシリーズ』は200冊以上あり、日本ではORTと呼ばれたりしています。(ORTの書籍は累計800冊以上)
このシリーズは特に幼児や初学者のために設計されているため、幼児期の英語学習に効率よく取り入れられる内容になっています。
ORTの特徴は?(オックスフォードリーディングツリー/Oxford Reading Tree)
引用元:Oxford Reading Tree公式サイトFloppy’s Phonics Decoding Practice: Oxford Level 2
国語の教科書って聞くと、堅苦しいイメージかもしれませんがORT(オックスフォードリーディングツリー)の本は全然違います!!
内容は主人公のキッパーと双子のビフ、チップそしてママ、パパとペットの犬フロッピーという家族やその友達との日常のお話。短いストーリーでも一冊ごとにオチがあったり、絵の中に隠された小さな仕掛けや笑いを見つけることが大好きで、息子たちは毎晩楽しみに一冊を読み上げます。
これがORT(オックスフォードリーディングツリー)の特徴であり世界中で愛される人気の理由なんだと思います。
ORTの語彙数に応じた10段階のステージ(スモールステップ)
ここでは子どもの英語学習でおすすめしたいORT(オックスフォードリーディングツリー)の『Biff, Chip and Kipperシリーズ』のレベル分けはこちらです。対象年齢は目安になり、ステージ5で日本の中学生以上だそう。
当たり前ですが、日本では英語が母国語でないので対象年齢を見て焦らないでください。
オックスフォードリーディングツリー/Oxford Reading Treeのレベル早見表
レベル | 話数 | ページ数 | 単語数 | 対象年齢 (イギリス) |
---|---|---|---|---|
ステージ1 | 24冊 | 8ページ | 0〜148語 | 4〜5歳 |
ステージ1+ | 36冊 | 8〜12ページ | 207〜340語 | |
ステージ2 | 36冊 | 16ページ | 286〜478語 | |
ステージ3 | 24冊 | 16ページ | 463〜573語 | |
ステージ4 | 24冊 | 16〜24ページ | 844〜978語 | 5〜6歳 |
ステージ5 | 24冊 | 24ページ | 1841〜2054語 | |
ステージ6 | 18冊 | 24〜32ページ | 2850〜3136語 | |
ステージ7 | 12冊 | 24〜32ページ | 5247〜5499語 | 6〜7歳 |
ステージ8 | 12冊 | 32ページ | 5631〜7325語 | |
ステージ9 | 12冊 | 32ページ | 7724語〜8750語 |
※対象年齢はあくまでもネイティブの目安です。
おうち英語にORTを取り入れた息子の変化
4歳からORT(オックスフォードリーディングツリー)を取り入れた息子ですが、初めは一行の短いセンテンスを読むのも必死でした。
でも、毎晩同じ本を完全に読み上げられるまで繰り返し読み、スモールステップで次のステージにあげていくことで確実に彼の語彙数は明らかに増え、リーディング力もアップしました!
長男:4歳8ヶ月のリーディング
Oxford Reading Tree : Stage 3 Nobody wanted to play
長男:5歳2ヶ月のリーディング
Oxford Reading Tree: Stage 4 The Storm
このたった4ヶ月でも明らかに一度に読めるページ数と語彙数がアップしていることがわかります。
正直、1日に一冊、一ヵ月に4冊ほど読みすすめているだけなのに、この結果には驚きました。
ORTの使い方は?(オックスフォードリーディングツリー/Oxford Reading Tree)
我が家では毎晩、寝る前に一人一冊朗読するというのを習慣にしています。
ポイントは毎日違う本ではなく、同じ本を読めるまで何度も読み上げ、完璧になったら次の本へ移るというルールにすることです
もし、『使い方をしっかり知りたい!お試しで子どもと読んでみたい!』という方にはこの日本語の解説付き、ネイティブ音声付きの本がオススメです。
こちらの本には幼児・小学生に最適な ステージ1、1+、2からの10冊が厳選され収録されているので結構お得です。
ORTってどれから買えばいいの?
※2021年時のデータのため価格は再度ご確認ください。
ORT(オックスフォードリーディングツリー)の日本語レベルチャートはこちらです。
ORT(オックスフォードリーディングツリー/Oxford Reading Tree)がネックなところは日本で購入するとなかなかの良いお値段がすることです。私は全種類一気に購入するのではなく、毎月1パック(4冊セット)を用意し、読み込んで子どもの進度に合わせて次のレベルに移るのおすすめです。
ORT(オックスフォードリーディングツリー)の音読は子どもの確実なリーディング力を備える一つの手段としてとてもおすすめです。
チャートの「Stage1」は文字がない絵本なので、スタートは「Stage1+」から始めることをおすすめします。
私が本当におすすめする初級リーディングブックの一覧はここにあるよ!
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まとめ
いかがでしたか?
もっとたくさん読んでレベルを上げていきたい!というお子さんであればORC(オックスフォードリーディングクラブ)というオックスフォード出版社が提供する毎月人気タイトル1000冊が月額990円(2023年11月現在)で読み放題になるというサブスクもあります。
我が家では寝る前の絵本タイムに音読タイムを設けているのでサブスクは未体験ですが、ORTの書籍は世界中で読まれていることがわかりますね。
よかったらぜひ、おうち英語習慣のひとつにORT(オックスフォードリーディングツリー)も取り入れてみてください。
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